こんにちは。
アスレティックトレーナーコース教員の部谷(ひだに)です。
徐々に上着がいらないくらい暖かくなってきました。
春が近づくのはうれいしのですが、本日も盛大に花粉が飛んでいるいようです。
少し鼻がムズムズしますが、このご時世電車などで鼻をかむわけにもいきません。。。
花粉症に乳酸菌が有効という話もあるので、今シーズンはそれを試してみたいと思います。
さてこの春休みの時期、私たち教員は何をやっているのかというと、
新学期に向けて授業の準備をします。
よりわかりやすい授業を行うために、資料を作成したり必要な物品の整理などを行います。
その中でも授業で活躍してくれるのが「骨模型」です
バラバラになった骨を授業で使いやすいように整理していきます。
(骨模型を整理する加用先生と小山先生)
ここで問題です。
このハートみたいな形の骨はどこの骨でしょう?
これ、膝のお皿なんです。
膝蓋骨(しつがいこつ)といいます。
膝蓋骨には、膝を伸ばす筋肉が効率的に働けるよう滑車としての役割があります。
ちなみに、膝が伸びているときは筋肉が緩んでいるので、指でお皿を左右に動かそうとすると自由に動きます。
しかし、膝が深く曲がっているときは滑車として膝の関節にフィットするため、指でお皿を動かそうとしても動きません。
では、このケンタッ〇―フライドチキンから出てきそうな骨はどこの骨かわかりますか?
どこかの指の骨っぽいですが、
勉強すると、これが足の小指にある第5中足骨という骨であることがわかります。
授業でこの骨は、サッカーやラグビーで疲労骨折が起きやすい場所の一つと習います。
ではなぜこの骨が折れやすいかというと、、、
それはまた授業で!
このように骨の形にはすべて理由や特徴があります。
カラダを効率的に動かすための理由や、ケガの起きやすさなどの特徴です。
ただ教科書を覚えるのではなく、骨の形を考えながらアスレティックトレーナーの勉強を行うと、楽しく実用的な知識として学ぶことができるでしょう。