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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

せんねん灸 お灸教室

本日はせんねん灸を販売している株式会社セネファの方に来ていただいて

1年生に「一般の方向けのお灸教室」を体験してもらいました。

まずはお灸の種類の一つである温筒灸の使い方を知ってもらう。

そして火を使わないお灸というものがあることを知ってもらう。

という鍼灸学生としての知識を増やす目的の他に、

せんねん灸さんのショールームでは、お灸を初めて経験する人を

対象とした体験会もあり、そういった体験会の中では

お灸をどのような表現で説明しているか、どのようなツボで

興味を持ってもらっているのかを今回の体験の中で知り、

将来鍼灸師になった時に自分が患者さんにどのような表現で

説明すると理解してもらえやすいのか、またお灸に興味がある方は

どういったところに興味があるのかを知る、といった

卒業後のイメージを持ってもらうことを目的として、

事前の打ち合わせでは講義内容をその他にもいろいろと

ご提案いただいていたのですが、今回の内容でお願いしました。

講義は東洋医学のお話やもぐさの作り方、ツボや経絡の説明、

色々な種類のお灸をメジャーなツボへ据えていくといった内容です。

本当に煙の量、におい、温かさが様々なお灸があるのは

それだけたくさんのニーズや要望があったということなんだろうなと

授業時間内で次々部屋のにおいが変わっていくのを感じて

メーカーさんの企業努力に思いを馳せていました(何目線?)

こちらは女性疾患や、シンスプリントの治療などで

良く使われる「三陰交」というツボに

火を使わないお灸を据えているところです。

写真を撮ってるのを見つかるとファンサいただけました。

こちらは手の「合谷」という様々な疾患に使えるツボ。

気を付けながらなら手にお灸を据えながらでも

本のページをめくれていますね。

体験の合間に配付していただいた冊子を熱心に読んでいる学生もいました。

一般の方向けの冊子で使われる言葉って教科書の表現とは

大きく違うので、患者さんへ説明するときの言葉選びの参考に

実はめちゃくちゃなるんですよね。

今回初めて授業をしていただいて、ここ気付いててほしいなあという点が

自分的にはめちゃくちゃ沢山ありました。

今回の経験が今すぐ何か変わるという事ではなくても、

将来治療の幅を広げるきっかけとなれば良いなと思いました。

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