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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

トータル美容「実践④」

今回は伊丹にある鍼灸サロンハリッシュから

足立一齊先生と小倉一洋先生にお越しいただきました。

足立先生が用意してくださったテーマは「歪み」

顔の歪みの評価を行い、食いしばりによって

左右非対称になってしまった顔へのアプローチを

実技を交えてレクチャーしてくださいました。

(こっち側に立つんは初めてやなあと笑いながら

授業をされる鍼灸学科11期卒業生の足立先生)

途中、皮膚解剖学的に、加齢や食いしばりによる

ほうれい線が濃くなる原理についても説明があり、

ある年齢にとっては良いケアでも別の年齢層には

逆効果であるということも知れました。

(足立先生の説明に合わせてホワイトボードに

どんどん図を書いていく小倉先生。息ピッタリでした)

実技は電気治療器を用いて行いました。

「これは気持ちがいいだけの鍼ではなくて

信頼関係がある方でないとやらない」

「本当に美容を求めて来られる方は効果が出れば

多少痛くても結果を優先される」など、

学生同士で実技を行なっている間におっしゃっていて、

受けている学生も「気持ちいい〜」ではなく

「えっ、なんか変な感じする」という感想が

あちこちから聞こえてきていました。

うまく狙った筋に当たっているかどうか

学生の実技指導もしっかりしていただきました。

「将来片側だけほうれい線が出そうな状態だから

予防しとこうか」と追加で治療場所を

指示してもらっている学生もいました。

顔が左右非対称なら刺す鍼も非対称になるよね、と

左右で刺す本数が全然違うのを違うところで

実技をしていた学生も興味深く見に来ていました。

実技が終わった後は、口が開きやすい!と

動きで効果を実感する学生や、こちらから見ても

はっきりわかるくらい見た目の効果が

出ている学生もいました。

「美容でやっていくなら鍼の技術2割、美容の知識8割。

今のうちから美容の知識をつけておくことが大事」

という言葉で授業を締めくくられていました。

トータル美容専攻の講義も残すところ2回。

いろんな先生の様々な考え方を吸収して

しっかり成長していってほしいです。

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