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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

介護予防運動の指導に行ってきました①

令和4年度の第1回目の「介護予防運動」の指導を淀川区老人福祉センターで行ってきました。
参加される方も感染症予防のため、運動中もマスクをして、終わったらイスなどを消毒されていました。
今回は、筋肉から分泌される化学物質の総称「マイオカイン」のお話と運動をしてきました。

教科書には書かれていませんが、筋肉は収縮して力を出すだけでなく、免疫を促進する物質、脂肪の分解を促進する物質、認知症を予防する物質もなど色々と分泌しています。また、筋肉の量が多いほど分泌されているそうです。メディアでも「貯筋」として、「身体を動かしましょう!」とよく言われています。

内臓や筋、神経などの身体の各器官は、独立して単独で活動しているのではなく、化学物質で会話していると以前にNHKでも特集されていました。
(東洋医学でも五臓と六腑が関係を持ち、バランスを保つことで健康が保たれると考えます。)
運動中の身体の中では、会話も弾んで、さぞ賑やかなのだろうなぁと想像してしまいます。

終りには、「たかが『運動』、されど『運動』。ヒトは歩いてこそ人なのです。」なんて、エラそうに話してきました。
(『人』という漢字は、歩いてる人の様に見えてきませんか? 私だけ?)
さらに「身体を動かして、疲れや痛みを感じたら、鍼灸はいかがでしょう!」と鍼灸の宣伝もさせていただきました。

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