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日常生活(ブログ)

鍼灸学科

今年度仕事はじめはサッカーコースの選手の治療から

どうも!履正社国際医療スポーツ専門学校鍼灸学科です!

この4月から学校名が変わって履正社と医療の間に「国際」が入りました。

どうぞよろしくお願いします。

1日はお休みをいただいていたので

昨日が自分にとっての令和4年度仕事始めでした。

仕事始めは医療科のある十三キャンパスではなく

サッカーコースのある茨木キャンパスからでした。

何をしに行ったのかというと、

「在学中から現役アスリートに鍼灸治療ができる」という

履正社の特徴的な臨床実習の一環として、4月から3年生が

いろんなアスリートコースの選手へ治療に行くのに先駆け、

選手に対して鍼灸治療体験の意味も込めて

学生を帯同する前にサッカーコースの選手たちの

ケアを行ってきました。

(3月の新入生ガイダンスにお邪魔したやつの

体験版みたいな感じです)

桜並木を抜けた先にある芝の専用グラウンドを見ると

ボールを追う選手たちと、その傍らで怪我のため

通常メニューでなく別メニューをこなす選手たちがチラホラ。

監督の指示で怪我をしている別メニューの選手たちへ

まずは治療を行います。

3台のベッドをフルに使って同時に3人の治療を行いました。

その後練習を終えた選手たちの治療にあたります。

そのうちの1人、前に来た時には痛みのため別メニューだった選手が

今は練習に復帰していて、もう痛みは無くなってるということでした。

痛みではなく、今日の治療の目的が

「鍼灸で体が動くようになってこれまで出来なかった

自分の頭でイメージした動きが少しずつ出来るように

なってきたから体の動きを制限するところを緩めてほしい」

ということを問診票の「症状なし」に大きく丸をつけて

伝えてきたことに思わず拍手をしそうになりました。

選手にとってプレイだけでなく自分の体に興味を持ち、

ケガがなくても常にメンテナンスを行うことで

ケガになりにくい体の状態を保つことができます。

そのメンテナンスに鍼灸がいいぞ、ということを

身をもって実感してくれているということです。

(治療直後なのでちょっとワゴンの中がわちゃわちゃですが…)

選手が伸び伸びとプレイするのを支えられる人材の育成を

実習担当としてここからまた一年頑張っていきたいと思います。

次に行くときは学生と一緒。学生たちが1年かけて

経験を積んで治療にどんどん慣れていく様を見るのも

臨床実習の教員的楽しみの一つです。

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