来週に1年生は学内で生理学実習を行います。
どのようなものかと言うと、筋電図で筋肉の動きを調べたりします。
今日はその復習もかねて授業が行われました。
「生理学」という科目では、身体がどのようにして働くか。という「しくみと働き」について学ぶ科目となっております。
例えば、「なぜ肘は曲げることができるのか」です。
説明しなさいと言われると難しいですよね・・・。
では本日の授業での1コマ。
タイトルにでもあるように皆さんは画鋲を踏んだことありますか?
私は1度だけありますが、グサッと完全に刺さる前に上手いこと回避しておりました。
なので「チクッ」くらいですかね。それでも痛いっちゃ痛い・・・。
刺さったときに無意識に「痛っ!」と足をあげますよね。
この反射のことを「屈曲反射」といいます。上記のように画鋲を踏んだときや、
やかんなど熱いものに触れたときに手を引っ込めるときのような場面でも反射は起こります。
(もっと深く言うと、色んな神経の回路によってこのような反射が起きます)
流れとしましては、
●皮膚や筋肉などへの侵害刺激(組織の損傷・痛みのこと)が起こった!
→刺激された屈筋が収縮して刺激から遠ざかる反射運動が起こった!(屈曲反射)
(痛み刺激から遠ざかろうとする反射→遠ざかって逃げようとする為「逃避反射」とも呼ばれます。)
画鋲が刺さった足は屈曲反射によって足が上がりますが、
その分、反対側の足は伸展して身体を支える役割をします。
そのことを「交叉性伸展反射」といいます。
画鋲は踏んでほしくはないですが、もしこのような状況が起きた場合は、
「屈曲反射や!」とぜひ言ってくださいね。「交叉性伸展反射や!」でもいいですよ。
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