こんにちは!
中医学の基本的な考えとして、「食薬同源(=薬の源は食にある)」・「食医同源(=医の源は食にある)」があります。
最近では薬膳料理の専門店がオープンするなど、人々の食と健康の結びつきが強いと感じます!
そこで今回は食養生の基本、薬膳についてご紹介します(^^)/
薬膳とは中国の伝統医薬学「中医学」を土台とした料理のことです。
健康維持、体質改善、病気治療を目的に中医学に基づいて選んだ食材と中薬(生薬)を使って調理します。
まず、薬膳の食材と中薬、食薬の意味についてご説明します(*^-^*)
①食材
自然資源の中で長い間の実践と経験を通じて知り得た、食物としての価値が明確なものです。
つまり、口当たりがよく栄養があるものです。
↓ここから食物と食品に分類
・食物
収穫した食材を口にできるように簡単に処理する程度で、ほぼ自然のままで使うものです。
例:小麦、牛乳、リンゴなど
・食品
食材を加工し、さらに包装したものです。
例:醤油(食物の大豆→食品の醤油)
②中薬
植物・動物・鉱物・海産物などの自然資源のうち、薬効が認められ中医学理論に基づいて使用されるものです。
※日本では生薬と呼びます。
③食薬
食用と薬用の両方に使える食材や中薬のことです。
例:ネギ、生姜、唐辛子、大根など。
このように薬膳を知る上でこの3つの言葉がポイントになってきます。
ここからやっと身体への作用などを学んでいきます、、、
道のりは大変ですが自分や周りの人の身体を知るには、食は避けて通れないので少しずつ授業でも紹介していってます(´っ・ω・)っ