広報スタッフブログ

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2021.09.08
専門学校でバスケットボールを学ぶ(その1)

全国各地からバスケ好きが集まるバスケットボールコース。体育館や教室はいつも賑やかです。プレーに磨きをかけ、社会人チームをめざす人、指導者やトレーナーをめざす人など、様々な目標をもった学生が集まります。今回は、GM淺村典正(あさむら・のりまさ)先生に、コースの学びについてうかがいました。

 

<淺村先生profile>大阪府生まれ。立命館大学卒業後、大阪ディノニクス(大阪エヴェッサの源流)に所属。チームで活動しながら、母校の歌島中学校で外部コーチを務める。その後、立命館大学バスケットボール部のヘッドコーチ、関西選抜ヘッドコーチを務め、本校教員となる。2017年えひめ国体では、大阪府国体チームヘッドコーチに就任。2021年からは滋賀県国体チームのアシスタントコーチを務める。Bリーグでプロ選手として活躍する教え子も多い。

 

「履正社にくる子は、経験の浅い子からトップレベルまで」

 

――バスケットボールコースでは、たくさんの学生が学んでいますよね。
学生は全国各地から集まってきますよ。今は男女合わせたら、80名弱ぐらいかな。人数が増えてきたので、トップチームとベースチームに分けて練習しています。僕がトップチームをみて、三枝先生がベースチーム、西田先生が女子を担当しています。ただ、3人ともそれぞれの後方支援にまわります。三枝先生も西田先生も、トップを見る時は手伝ってくれるし、僕もベースチームと女子を見るし、3人で回している感じです。みんな、伸ばしてやりたいんですよ。だから、日々疲れてます(笑)。

 

 

――どんな学生が集まってくるのでしょうか。
履正社にくる子は、経験の浅い子からトップレベルまで幅広いです。ただ、試合に出られる人数は限られます。出場できるのは5名、ベンチ登録できるのは15名。学生それぞれに実践力をつけて欲しいので、なるべくボールに触る時間を増やせるよう工夫しています。

 

――その実技の授業について、詳しくお聞かせください。
バスケットボール実技では実践をイメージして、練習しています。簡単なことからレベルを上げて段階的に行います。

 

――「段階的に」というと、どんな練習になるのでしょうか。
例えばドリブル練習だと、最初はスピードの遅いドリブル、次に速いドリブルに切り替えて、最終はトップスピードといった具合で徐々に難易度を上げていくんです。個々のレベルアップをメインに考えながらも、チームで大会優勝を狙っていくので、5対5のバスケットも強化していきます。練習を通して、バスケットコートをうまく使う感覚を身に付けて欲しいですね。

 

 

――授業中の学生はどんな様子でしょうか。
楽しんでいる子が多いですよ。苦労している点があるとしたら、自分で物事を考えて取り組むことに慣れてないことかな。結構多いんですよ。だから僕はあんまり言わないようにしています。もちろん根本的なことは言いますけど、なるべく自分で考えて練習してもらえるように導きたいです。

 

――座学ではどんな授業がありますか。
僕が担当している「バスケットボール指導法」は、将来、スクールコーチをめざす子や、仕事をしながら指導がしたいという学生が受ける授業です。今の受講者は17名、学年の約半分の学生が受講しています。

 

――どのようなことを学ぶのでしょうか。
まず、小学生や中学生を指導するために必要な基礎知識を学ぶんです。基礎知識を学んだ後、実際に指導案を作ってみます。その後、実践するという流れです。

 

――実践の場もあるんですね。
小中学生に、履正社の体育館へ来てもらって合同練習会を行ったり、学生それぞれが母校に帰ってクリニック(練習会)を開いたりするんですよ。そういう経験を積みながら、コーチライセンスの取得をめざします。こうやって人に教えることで、自分自身のプレー面も成長するんじゃないかなとも思っています。

 

――教えることが、自分の成長にも繋がるんですね。
大切なのは、ものごとを整理する力だと思うんですよ。言葉の伝え方とかね。整理して、伝えることができれば、結果的に指導面でもプレー面でも成長できると思います。

 

 

――バスケットボールコース卒業後の進路について、教えてください。
一般企業に就職する学生もいますが、社会人チームに入ってプレーを続ける子もいます。昨年は、女子学生が地域リーグのチームに入団しました。あとは、医療系国家資格や、トレーナーの資格を取って、スポーツに関わり続ける学生もいます。

 

――その他に、何かコースの特色があれば教えてください。
プロチームの合同練習に参加する機会があります。プロ選手に交ざって練習するんです。あとは、履正社の体育館で開催するクリニックですね。プロチームのコーチから直接指導を受けられます。外国人コーチにしごかれてますよ(笑)。

 

――どちらも、貴重な機会ですね。
バスケットボールコースは、Bリーグの大阪エヴェッサ、西宮ストークス、最近は滋賀レイクスターズと提携しています。そういった外部刺激は、常に与えてやりたいです。学生のモチベーションを上げられたらと思います。そういえば、あいつらTシャツを貰ってましたよ。

 

――え~、そんなこともあるんですか。
しかも、自分らから催促してました。「いただけませんか?」って言って。そういうのだけは積極的なんですよ(笑)。あとは、Bリーグの前座試合に出たりもします。大学生が対戦相手です。年によって、男子が出たり、女子が出たり。

 

――前座試合……。公式戦とは違う緊張感がありそうです。
お客さんも結構入っていますからね。たまにそんな経験もあります。そういえば、今年の春、履正社特注のシューティングマシンが届きました。一分間に100本のシューティングができるんです。これで、一人でも効率よくシュート練習ができます。これ、ぜひブログに載せてください(笑)。

 

 

次回は、淺村先生のプレーヤー時代のお話や、指導者として学生に伝えたいことをご紹介します。

 

<記事の続きはこちら>
専門学校でバスケットボールを学ぶ(その2)

 

先日、西宮ストークスのヘッドコーチに指導を受けた様子を、コースブログでご紹介しています。ぜひご覧ください。
https://www.riseisha.ac.jp/course/basketball/blog/detail.php?id=18713

 

<バスケットボールコースのご案内はこちら>
https://www.riseisha.ac.jp/course/basketball/

 

<広報スタッフHの取材MEMO>
バスケットボールコースは、コロナが感染拡大する前まで、本場アメリカで例年海外研修を行っていました。これはNBAを観戦をした時に、西田先生が撮られた1枚だそうです。皆さん、よーーく見てください。オーロラビジョンに RISEISHA の文字。「WASHINGTON WIZARDS WELCOME RISEISHA」。これはテンション上がりますね!ワシントン・ウィザーズは、八村塁選手が所属するチーム。「また、連れてってやりたいですよ」と悔しそうな表情を見せる淺村先生でした。