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2021.08.18
全国で唯一! テニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻にクローズアップ。(その1)

全国で唯一、ソフトテニスを専門的に学べる本校のテニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻。

競技スキルはもちろんですが、トレーニング理論、指導法など総合的にソフトテニスを極めることができます。
今回はソフトテニス専攻教員・髙井 翔宇(たかい・しょう)先生に、普段の実技練習の様子をお伺いしました。

 

<髙井先生profile>福岡県出身。明治大学体育会ソフトテニス部時代、全日本大学王座決定戦優勝など数々の好成績を残す。大学卒業後、一般企業を経て本校ソフトテニス専攻教員を務める。現在もさまざまな大会に出場し、入賞を果たしている。ポジションは前衛。

 

 

「答えはボールに表れるから、自分の体で試行錯誤してほしい」。

 

 

――朝早くからたくさんの学生が練習していますね。

8時45分ぐらいにはみんなウォーミングアップを始めています。早い子は7時過ぎから朝練に来てますよ。

 

――今日の実技授業はゲーム形式でした。

試合を控えているときはゲーム形式ですが、普段は基礎から応用まで幅広く練習しています。動きの少ない、定位置でのストロークの練習をすることもあれば、前衛、後衛で動かない球出しをして打ち分けたり、逆に大きく動かしながらストロークの練習をしたり。ほかにも前衛ならボレー練習、後衛なら定位置に同じボールを3本打って打ち分けたりする練習など、いろいろです。さまざまな技術を体で覚えてもらうためにも、毎日違う練習をしています。

 

――ソフトテニスコースは全国でも唯一ですし、いろんな人が入学してきますよね。

競技歴も一人ひとり違いますし、高校時代にやってきた練習内容もさまざまです。バックグラウンドや技術レベルが多様なので、あえていろんな練習スタイルを経験してもらいます。

 

――緊急事態宣言中は、実技授業はどうしているんですか。

緊急事態宣言中は実技がなかったり、グループを分けて練習しています。去年の4月はまるまる練習がなくなってしまいましたが、2年生が頑張ってくれました。試合もなく、目標も立てづらい中でモチベーションを保ちながら練習に取り組み、1年生もそれを見てついていってくれて、良い基盤ができました。

 

――モチベーションを保つのが難しかったのでは。

普段だと試合があり、学生はそこで一喜一憂しますが去年に限ってはそれがありませんでしたからね。でも、こんなときだからこそ伝えられたこともありました。

 

――どんなことですか?

元から「好き」という強い気持ちは持っているのでしょうが、そこに気づかせてあげるというか。試合のためにがんばるのも大事ですが、ソフトテニスをやること自体が好きで、昨日より今日の自分が少しでも良くなるよう、そこに喜びや目的を置いてやっていけば、毎日違う課題が見つかる。その繰り返しがあるから、結果的に上手くなるしテニスが好きになる。そんなことを話しました。

 

――試合がないからこそ「好き」が問われるんですね。話は変わりますが、さっき学生さんが「髙井先生はあれこれ指示せず、いいタイミングに短い言葉でアドバイスをくれるのでプレーに集中できます」と話してくれました。

それがいいかどうかは人によるでしょうけどね。「なんでもうちょっと声をかけてくれないのかな」と思っている学生もいるかもしれませんが。

 

 

 

――あと、「髙井先生は前衛の子にはたくさんアドバイスします」って言ってましたけど(笑)。

そうかなぁ? まあ、僕が前衛ですからね、どうしてもそうなりますよね(笑)。ちなみに福島(髙井)志保先生(同じくソフトテニス専攻教員)は後衛です。

今日、私は女子を教えていましたが、男子ももちろんみています。普段は特に担当を決めておらず、いろんな指導者がアドバイスします。

 

――いろんな先生から学べますね。

時には指導者によって違うアドバイスを受けることがあると思うので、学生は選ばないといけませんが。基本的には本人たちがやりたいテニスに近づけてあげたいという気持ちがあります。今はインターネットで上手い人のアドバイスや試合動画を見られるからか、「理想のテニス」を持っている子が多い。それ自体はいいことなんですが、ちゃんと情報を選んで、「〇〇さんはこう言ってたから」と、それがすべてにはならないようにしてほしいかなとは思います。

 

――情報過多になりがちだからこそ、気をつけないといけないこともある……?

知識だけじゃなく、自分の体でも発見してほしいです。感覚をつかむのは本人にしかわからないから、大事にしてほしい。答えはボールに表れます。打った球がたとえ自分にしっくりこなくても、ボール自体が良ければそれが正解。しっくりなじむまで練習するのも大切です。私自身、教えていて「こっちのほうがいいかも?」という感覚があったり、ひらめきを感じることはまだあります。そういったひらめきを自分で探して、面白がれるようになれば、技術はもっと向上すると思います。

 

次回はソフトテニスの魅力、履正社らしいプレーについて。

 

<記事の続きはこちら>

全国で唯一!テニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻にクローズアップ。(その2)

 

全国で唯一!テニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻にクローズアップ。(その3)

 

<テニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻のご案内はこちら>

テニス・ソフトテニスコース、ソフトテニス専攻

 

 

<広報Mの取材MEMO>

実技練習の休み時間。学生同士の会話をたまたま近くで聞いていたら、みなさんずーーーーーーっとソフトテニスの話! 好きだからこそ、ですね。「今日のお昼、何食べよう?」とすぐ考えてしまうわが身を猛省……。