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2018.07.28
福祉のまちづくり研究所

先日、福祉ゼミでは兵庫県にある福祉のまちづくり研究所の1日体験コースに参加してきました。

「車いす」と「住環境」というテーマで1日ずつ参加し、私は1日目の「車いす」について参加してきました。

初めに車いす使用者と生活環境についての講義がありました。一つ、歩道を考えてみても歩車道境界縁石の少しの段差や横断勾配等があります。このような状況の中を車いすで移動しようとすれば転倒・転落の危険性は高くなります。しかし、バリアフリーと謳われているこの時代であっても、縁石の段差や勾配は必要であり、なくなることはないと言われています。また、人によってはその段差が必要な人もいるということです。

ということは、段差や勾配等の不便さがあっても生活していかなければなりません。これに対応するために福祉用具は日々改善され、様々な状況に対応できるようになっているのです。

車いすの種類も介助用や自走用、乗り心地等などが異なるものがあり、学生も乗車体験を行いました。

 

 

 

しかし、このように福祉用具も改善・開発されてきているものの、やはり人の手というものは大切であると考えます。人が福祉用具の使い方を間違えれば危険なことになりかねないですし、福祉用具を使用しなくても人の手でどうにかできることもあります。

皆さんも自分の出来ること、身近なことから初めてみてはいかがでしょうか。

 

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