CLOSE

BLOG

日常生活(ブログ)

理学療法学科

3年生の新学年

本校の理学療法学科は4年制の教育を行っております。

新学年が始まり約2ヶ月半が経ちました。

3年生ともなると学校の生活にも慣れ、勉強も半分以上を経過しています。

そこで本格的に始まるのが、国家試験対策です。

国家試験対策として、国家試験の過去の問題を解説付けする作業があります。

国家試験を受験するのは4年生の年度末なので、1年半以上先の話です。しかし、4年生になると実習があり、実習以外の時間は国家試験のための勉強が多くなります。

その4年生の時の国家試験の勉強の資料となるのが、過去問の解説付けです。

(これが解説をした問題です。)

国家試験の解説付けは2年生から始まっています。しかし2年生の間では、1年生で授業が終了する「解剖学」や「生理学」などの科目しか解説付けができないので、解説付けの作業は3年生がメインとなります。

2年生で終了した科目から開始し、3年生の年度末までに大変多くの問題数を解いて、それぞれの問題に対して解説付けを行います。

この解説付けの作業ですが、過去問を1問ずつ、何処が正しくて何処が間違っているかを明確に解説し、きれいにまとめなければなりません。その作成した解説付けを全員で共有して、4年生時に国家試験の勉強の資料として使用します。そのため、担当者はいい加減なものは作成できません。それに加えて、他の学生がその問題のことで解らないことがあると、その担当者が教えなければなりません。他人に教えるという行為は、そのことをしっかり解っていないと教えることができません。

それ故に、解説付けの担当者はその問題に対して、細かく調べなければならないので、ものすごく勉強することになります。

たくさんの問題があり、それを3年生の全員で頭割りにして、解説付けを行います。だから、全員が相当数の問題を解き勉強します。これは、1・2年生の復習も兼ね、今現在3年生の学習の手助けにもなるはずです。また、普段の授業以外で行わなければならないので、勉強する癖がつくのではないかとも考えられます。

(作成するとこんなにも膨大な量になります…)

先にも述べたように、国家試験まではまだ時間がありますが、国家試験合格のために、同学年が一致団結して勉強していきます。そして、卒業年度と同時に、全員国家試験に合格してもらえればと思います。

前の記事 記事一覧 次の記事
オープンキャンパス資料請求