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2018.05.25
環境は人の思いを変える、挫折が素晴らしき師匠との出会い。

こんにちは、学科長田中です。

写真は12期生の関野君。在校時から優しい笑顔でクラスの人気者でした。

 

 

 
しかし、現役では国家試験に合格できず、1年どうしようかと田中と面談をした結果、兵庫県たつの市にある、本校の実習施設、大谷接骨院での浪人生としてですが、治療助手で勤務することとなりました。

 

 

例年、国試に失敗した学生に対して、次のような助言をします。

 

 

『国試浪人となったが、現実から逃げたら来年の合格はない。具体的に言うと、この1年どこで勤務しながら受験勉強をするかだ。飲食店、コンビニ、などの医療介護職と無縁なサービス業でやると、もう終わりだ、なぜだかわかるか』

 

ここには理由があります。

 

それは、白衣を着て医療機関で勤務すると、患者さんから幾度となく『先生』と呼ばれ、相談をされるからです。その“先生”という言葉が常に自己の立場をすべき事を自覚させられ、自然に合格に向けやるべき課題遂行に追い込まれていくのです。

 

関野君もその一人。

しかし、彼はその1年でもう一つの宝を手にしました。

 

 

それは、素晴らしい師匠、大谷先生との出会いです。

 

 

実は先日、関野君をよく知っているある先生からの依頼で、関野君をスカウトに行ったのです。

 

 

 

しかし、答えは「ノー。」

 

 

関野君から『大谷先生の下で、まだしっかり働きたい、先生の背中を見て成長したい』と。

 

関野君、挫折を乗り越え手にしたもの。目指すべき師匠との出会いがこれからの君の柔整師としての人生を変えるでしょう。成長を楽しみにしています。

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