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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

RJOSSのストーリー、出会いのエピソードを明かす。

こんにちは学科長田中です。
今回はRJOSS(履正社柔整開業転職支援システム)の成功例と、出会いのエピソードを明かします。
今から10年程前、沖縄県出身の女子学生Aさんが、2年生の臨床実習面接時に”卒後は帰省して就職したい”との希望があり、那覇市にある整形外科に実習を依頼しました。

依頼した整形外科は、Aさんが高校時代、部活動でケガをした際に通院にしていた場所です。

ここはリハビリテーションの部署が2つに分かれており、理学療法部門とトレーナー部門でした。

理学療法部門は理学療法士を始めとするリハ専門職のチーム、トレーナー部門は選手のトレーニングやコンディションを主とする業務にあたるチーム。

当時、このトレーナー部門のヘッドをしていたのが、昨年卒業した13期生の下門君。

Aさんの就職受け入れについて相談した所、沖縄県出身者という事もあり、試験に合格、採用となりました。

それを機会に、県内出身者の実習を数回受け入れてもらい、下門君と田中との交流が始まりました。
転機が訪れたのは、それから3,4年経過した頃、下門君は勤続10年が経過しており、将来への不安を田中に相談してきたのです。

田中は柔道整復師の現状と未来、RJOSSの実践などの情報をありのまま提供し、沖縄と大阪の遠距離でしたがメールで連絡を重ね、平成26年3月退職後、4月から入学しました。

ここからは具体的な話、彼を入学させた田中の責務、RJOSSを通じて必ず成功させるため、強みを活かした戦略、郷土の地域的特色を分析し、将来構想を描く。

入学直後から彼との面接にとりかかり、一定の収入を確保、経済的負担の軽減の目的もあって、彼の10年近い整形外科トレーナーの強みを活かした研修勤務先のメディカルスポーツジムを紹介。

このジムは卒業生がメディカル部門の責任者をしている施設で、田中が過去にRJOSSで開業した接骨院でもあり、快く受けてくれた。

勤務は在学中の3年間の継続で完了。

彼の評判も良く、受け入れてくれた卒業生からはもう少しいて欲しかったと悔しがられる始末。

卒業後の昨年4月から、沖縄に帰省した時のモデルになる接骨院とデイサービスを開業している、兵庫県淡路島にある実習先の古栗先生にお願いした所、ここでも彼のキャリアに喜んでいただき、採用に至りました。

彼と出会って約7年。今彼は古栗総院長の下で分院長(管理柔道整復師)としてマネジメントを任されている。写真にあるのは、そのリーフレット。先日2年生の実習で古栗先生と面談した際に、すでに100人近い患者さんが通院しており、大変にぎわっているとか。

下門君、いよいよRJOSSもエピローグだな、1,2年間接骨院のマネジメントの経験を積んで、故郷の沖縄で大成功の結末を祈っている。いつかは那覇空港にリムジンで迎えに来てくれ。

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