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日常生活(ブログ)

柔道整復学科

今年も履正社柔整オリジナル・インターンシップがやってきた

こんにちは、学科長田中です。

今年も3年生のインターンシップがやってきました。
例年テーマに挙げていますが、あらためて制度の説明をし、準備万端、緊張感のない直前ショットをみてやってください。

写真は左から

・齋藤光希君(神戸市立須磨翔風高等学校出身)

神戸市:あべ鍼灸整骨院にてお世話になります。

・松本圭君(京都市立塔南高等学校出身)

京都市:げん氣整骨院にてお世話になります。

・殿谷保高君(光泉高等学校出身)

高槻市:白藤診療所にてお世話になります。

インターンシップとは本来、学生の就業体験や実務体験というように訳されます。
大学生ならば3年生の夏に企業で一定期間体験的に勤務し、職場環境の水・空気・におい・温度を感じ、先の就活の参考にするという趣旨です。資料によれば、就職を希望する80%ほどの学生が経験する重要な行事です。

もちろん企業側も学生と接点を持つことにより、学生の情報収集ができ、面接などでの参考になり、本人自身も有利になることがあります。

ここからは履正社柔整の就活ですが、最終学年である3年生の夏休み中に1日施設見学訪問で、希望を2施設程絞り、あとは私と就活面談を重ね、1施設に決めます。

後に入社(入職)試験を受け、内定を受けます。

この活動が10月末まで続きます。
しかし、ここからが履正社柔整オリジナルのインターンシップです。内定者を対象に就職予定施設でインターンシップを経験させます。
今年は11/20(月)から30(木)の間の終日3日です。ねらいは通常のインターンシップと同様、職場環境すなわち、水・空気・におい・温度を確認してもらうのです。

履正社柔整は少し変わったインターンシップですが、実はウラがあります。

例年、就職先のほとんどは、本校の実習先か教員と繋がりのある施設です。
学生は始めての事なのでドキドキですが、私を含め、他の教員からみると、インターンシップを終えた学生の感想は事前に想像がつきます。

騙しているみたいですが、決してそんなことはありません。
自らの眼と鼻と他の感覚で、4月からお世話になる大切な職場の環境を知っておくのは重要な事なのです。

さらにもう一つの目的は、インターンシップを経験すると、国試に向けて目の色が変わり、猛烈に受験勉強をし始める。

期間中、内定先の院長やスタッフから励まされ、先に仲間となる人達から絆や期待を受け、学生が『こりゃあ、免許を取らないとやばいな、落ちるわけにはいかない』と、自覚と責任に気づくことも、ねらいの一つなのです。

さあ3年生諸君、インターンシップは2年の臨床実習とは少し違うぞ。
今度は手取り足取りは教えてはくれない。先に迎える社会人として、周囲を見て自ら判断し、指示されなくても自ら求められる行動がとれるか。

そこが重要なのです。

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