先だって、「現役プロトレーナー来校！」と、ブログを書きましたが、
その来校目的は、黒鷲旗に参加できるトレーナー補助の勧誘でした。
そして、選ばれたのが、柔道整復学科3年午後部の 上田大貴（草津東高等学校卒）君。
その上田君から参加した感想が届きました。
5月2日から7日まで足立先生のもとで治療のサポートさせて頂きました。
ホテルの治療部屋に入らせてもらって主に治療器具（超音波、GAME READYなど）の操作、選手のストレッチが主な仕事でした。
はじめは、ストレッチで自分では伸ばせているつもりでも、選手に聞くと全然伸びていなかったり、逆に選手の筋の硬さを無視して伸ばしすぎたりと事前に練習して、自信をもって行なったつもりが全然効果的にすることができませんでした。
足立先生のストレッチの方法を見せてもらい、どうすれば上手く伸ばすことができるかなどご指導いただきました。この1週間でストレッチは少し上達したように思います。
治療の空き時間には、評価の取り方を聞いたり、スペシャルテストを実際に行ったりしました。ここで感じたことは、触診が全くできないということです。理論的には理解していても実際に正しい位置を触れていないことに気づきました。
来年には、資格を取って選手や患者さんを診なくてはいけないので、国家試験の対策ばかりではなく、そういった技術も身につけなくてはいけないと感じました。
この1週間は、ぼくにとって今後の課題が明確になり、よりトレーナーとして選手を見ていきたいと思う気持ちが強くなり、本当に有意義な時間となりました。
学生という立場ではなかなか経験できないことをたくさんさせて頂きました。このような機会を与えてくださった、桃井先生、足立先生を含めPanasonic関係者の皆さんに本当に感謝しています。