みなさんこんにちは。
野球コース講師の中村です。
7月21日、22日と2日間、東京ドームで開催されていた
第89回都市対抗野球大会に近畿地区連盟代表の公式記録員として行ってきました。
都市対抗野球大会は、社会人野球の夏の甲子園のようなもので
4月からの予選で勝ち抜いた全国各地の代表が集結します。
京セラドームで行われている日本選手権とはまた違った雰囲気に
圧倒されました。
公式記録員も各地区の連盟から派遣されます。今回私が担当したのは3試合。
記録員にとっては、試合が何よりもの勉強になります。
ヒットやエラーかを判断するのも公式記録員の仕事だということは
みなさんよくご存知かもしれませんが、
今日はひとつふみこんで・・・
エラーである場合も、ただエラーをしたというだけではだめなのです!
塁上にランナーがいる状況では特に重要です。
例えば・・・ランナーが1塁にいる状況で、ファーストがゴロの捕球ミスでエラーをします。
ここで考えるのが、ファーストゴロを打ったバッターがエラーによる出塁なのか、
1塁にいたランナーがエラーによって2塁に進塁できたのか、ということです。
これは、ファーストの動きをしっかりみておく必要があります!
バッターランナーを1塁でアウトにしようとしていたのか、2塁に投げようとしていたのか…
これによってピッチャーの自責点にも関わってくるんです。
野球は記録の世界といっても過言ではありません。
公式記録員の仕事はとても重要なんです!!
私も毎試合が勉強です。